ひきこもりが長期化の原因として、コンテンツ環境の充実化というものがあります。
コンテンツが充実して過ぎたしまったために、そのコンテンツにしがみついて、ひきこもりの長期化をしてしまうという側面があるのです。
コンテンツとは色々あります。
漫画もコンテンツですし、インターネットで見ることができるアニメやドラマもコンテンツですし、オンラインゲームもそうですし、ユーチューブなどの動画もコンテンツの一つです。
そうしたコンテンツが今やそこらじゅうに落ちています。そうしたコンテンツに逃げ込んでしまうという人もいるのです。
コンテンツは虚無感以外に何も生まない
コンテンツは確かにひきこもりが数少なく楽しいと思えるものの一つでしょう。
しかしコンテンツは何も生みません。
ゲームや小説や漫画などは自分の精神の糧となるのかもしれませんが、実社会を生きていないのにその生かしようがありません。
無料コンテンツの氾濫は、ひきこもりにとって逃げ込む土管を与えているようなものです。
コンテンツに潜り込んでそこから逃げようとしません。
そこへ逃げているからです。コンテンツは精神的な安定を保つという意味ではいいかもしれませんが、コンテンツだけでは生きてはいけないのです。それが現実です。