転職の失敗で3年間引きこもり後、深夜のコンビニバイトで気づいたこと

42歳男性で、現在は自営業を営んでいます。26歳から29歳までの約3年間は引きこもりでした。引きこもりの切っ掛けとなったのは、転職の失敗です。

就職に失敗!転職するごとに状況は悪くなっていく

私の様な40代は、所謂就職氷河期世代なのです。当然、私も大学卒業後の就職に失敗しました。その後は、何とか就職しましたが、希望とは違う仕事なのでモチベーションもなく、何度か転職を重ねて、その状況がどんどん悪くなるので、いつしかバカらしさと無気力が募り、働く気がしなくなりました。

だって、最初の会社も酷い状況ですが、次こそはと良い会社を探しても、さらに給料や待遇が悪いブラック会社にしか入れないのです。

また、転職活動をしていると、日本では立場が悪いですよね。そんな状況や日々にウンザリしたのです。

引きこもり中は「自分だけ不幸なんだ」と思っていた

自分だけが世界で不幸なんだと、思っていましたし、当時は実家だったので、毎月の生活費を入れれば、親も口煩くなかったのが、引きこもり状況に拍車をかけたのです。

引きこもりというと、暗い部屋でゲームやテレビ三昧。そして、昼夜逆転の生活をイメージじて、運動不足で太ってしまう不潔男性をイメージしますよね。

しかし、私は精神面では暗黒期でしたが、それ以外は世間の引きこもり像とは真逆なのです。毎日朝の6時には起きて、家族の食事を作り洗濯や清掃をします。当然、自分の部屋も徹底的に掃除して、まるで家政婦のような生活をしていたのです。

こう説明すると、楽しそうだと勘違いするでしょうが、現実は違くて、何かをしていないと不安になるのです。

仕事にはウンザリですし、転職も上手くいかない。だから、現実逃避で今出来る事を必死になる、という結論として出たのが、家事全般だったのです。

夕食は母親が作り、お昼は自分の分だけなので、適当に終わりますよね。だから、午後からは時間がたっぷり空くので、そこからは筋トレやネットをして時間を潰していました。

引きこもりから復活したきっかけは2つ

3年ほどの引きこもりで、ある時に昔の旧友と長電話をする事になりました。

それは、彼が結婚をする事になり、その誘いだったのですが、正直に今は無職で引きこもり生活だから、出席できる心境ではないと告げました。

すると、彼が結婚は良いから、久しぶりに飲もうと誘ってくれて、まるで学生時代に戻ったように色々と話しました。これが引きこもりから立ち直れた、本当の切っ掛けです。

そして、もう一つ「そろそろまずい」と思ったのは、夜私がお風呂に入っていると両親が錯覚したのでしょう。そこで、二人がひそひそと心配している会話を聞いてしまった時、自分は何年間も両親に余計な心配をかけていたのだと、改めて思ったのです。

自分としては、お金を借りたり、借金などをしていないので、問題がないと自分を正当化させていたのです。

これではいけないと、とにかくバイトでも何でもしようと決意をして、ネットから数年ぶりに求人広告をチェックして、そこからが引きこもり生活とのお別れとなりました。

深夜のコンビニバイトで数年振りに働いたときに・・・

数年振りに働いたのが、深夜のコンビニバイトでした。結果として、これが幸いしました。

なぜなら、コンビニの深夜バイトは、実に様々な人が働いています。私のような元引きこもりもいれば、就職失敗や自営業で倒産した人。さらに、失業で離婚した人など、実に様々です。

彼らと会話して気付いたのは、世の中には引きこもりしたくても、出来ない人が沢山いるのです。

どんなに辛くても、毎日を突き進むしかない人がいるなら、私は体も健康で借金もなく、おまけに両親も健在と言う、実に恵まれた環境だったと再確認したのです。

コンビニバイトでも、今まで以上に生活費が入れられるようになると、決して裕福ではない我が家なので、両親も喜んでくれました。

その時の両親の笑顔は、「本当に引きこもりから脱出して良かった」と思えました。

家族が引きこもりの人へのアドバイス

私だけかも知れませんが、引きこもり状態の時には、「頑張れ」「働け」は禁句となります。だって、大半の引きこもりは、社会に一度は出ているのです。そこで挫折をして、それを乗り越えるのが嫌になったのです。

また、プライドが高い事もあるので、できれば無理に誘ったりせずに、そっとしておくのが最善策となります。私が辛かったのは、給料やボーナスの話や、親戚の誰誰が今度結婚するなどは、両親から聞かされて辛かったです。

人生は短いが、引きこもりは立派な充電期間だとして、それも糧になります!

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