ひきこもりには介護の概念で接する

介護の概念では狭い意味では「入浴」「排泄」「食事」の三つと言われています。

これさえができればいいと昔はされてきました。

しかし、介護福祉法などの概念では「心身に応じた介護」という概念が更に加わり、介護保険給付の介護の概念では、「尊厳の保持および自立支援を目的とした」サービスの提供が必要とされています。

ひきこもりにも上記の概念は当てはまります。

衣食住が保証されていたからといって、尊厳や自立支援を奪われた環境では、何もできません。

それでいて学校へ行けだの職場へ行けだの言うのは間違いです。

低い自立能力を引き上げてあげる必要性がある

ひきこもりは一種の停滞する病気と考えてみてください。

心を休めなければいけない時期であったり、防衛するためであったり、人間が怖くなったり、ひきこもりになる理由は人それぞれですが、介護者イコール保護者は、ひきこもり本人に回復してほしいと思うならば尊厳を守って自立できるように環境を整えていかなくてはいけません。

今までずっと過保護に育てられた分、自立する能力は極端に低くなっています。

そうした低い自立能力をどう引き上げていくかがその保護者に与えられた責務なのです。

『こうすればこうなる』というビジョンを押し付けがちですが、それは間違っています。

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