初めはひきこもりになるつもりはなかった

母親の監視は厳しくなり、元の仕事場に戻すことしか考えなくなりました。

求人雑誌を読んでいる時には後ろから覗いてきて言いました。

「それじゃ、駄目だよ」

ただ、ふつりと言うのです。

私は耐え切れなくなって、外に出ることにしました。家に帰ってくると部屋は荒らされています。ここで私の精神はぷつりと切れました。

私は自分の部屋を守るためにひきこもることにしたのです。

「一切の情報をここから出すものか」

私は固く決心しました。

自分の部屋を守るためにひきこもりに

よくひきこもりのことを自宅警備員と言いますが、そうではありません。

実際に母親は外出をする時には、防犯対策でテレビをつけて出かけて行きました。

ひきこもりは自室を守るために武器を持って戦う兵士なのです。自室傭兵です。

私は一日中、自室にいることによって、私の部屋は荒らされなくなりました。いつでもクリーンな私だけの私物もできました。

趣味で書いていた小説も勝手に読まれることもなくなり、自分の好きな作品を書くことが出来ました。

そして、私は働き先を探すのも止めました。

外出をするのも止めました。

何もかも辞めて、私の人権を守るために全てを費やすことにしました。

ひきこもりは堕落なのではありません。

ひきこもりは常にボロボロなだけなのです。

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