どこかに希望がないかと探しながら現実から逃避する

妄想的希望の願望の時期が終わると、本格的な逃避に入ります。

何処かに希望が落ちていないか訳もわからず探しだしたり、『本当の自分はこうではない』と妄想の自分を作り出してその世界に逃げ込んだりすることを逃避と言います。

また、インターネットのオンラインゲームの世界に逃げ込むこともあります。

スカイプやラインなどのツールにはまり込むのも逃避の一種です。

この時期になると生産性のある行動をすることを諦めています。もしくは、生産性のあることを見るのを避けています。

そのため、『自由奔放な勝ち組ニート』というメディアのステレオタイプのひきこもりはこの時期に当たります。しかし、この時期だけです。

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妄想的希望の願望を抱き夢ばかり追いかけてしまう

希望は絶望の最高のスパイスとはよく言ったものですが、それを自ら生み出すのがひきこもりです。

『妄想的希望の願望』とは、人生に希望を見出すあまりに、出来もしないような夢に人生の全てを捧げるような行為がそれに当たります。

株取引での生活、デイトレーダー、芸人、歌手、小説家、作詞家、イラストレーター、漫画家などがその妄想的な希望の対象となります。

希望の対象となる職業は、

『社会的関わりが薄いもの』
『社会的に別世界と捉えられている社会に属する職業』
『学歴社会とは別の能力的に逆転が可能な職業』

の三点の特徴があります。

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ひきこもりが長いほど悲観的になり自殺する

うつの絶頂期が終わると人生に悲観するようになります。

ひきこもっているわけですから、当然その間は学歴にも職歴にもなりません。空白の期間です。

常識的に考えても人生に悲観します。うつがなかなか回復せず、空白の期間が長ければそれだけ大きく人生に悲観することになります。

この非観が大きいと、自殺をしたり、犯罪をしたりするケースもなくはありません。
そうした一部の人を覗けば、悲観期は比較的短いでしょう。

何故ならば、『悲しみ』というのは人間の感情の中でも比較的短い間に起こる勘定だからです。

大きな喪失体験により、長く続く場合もあります。

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ひきこもりは100%うつ病にかかっている!

ひきこもりはほぼ100パーセントうつ病にかかります。

これは時期的には拘禁反応の最中や、拘禁反応の後に現れます。

通常うつは3ヶ月から1年程度で治療します。しかし、ひきこもりには回復期と発病期を繰り返して、何年もうつにかかっているように見える人もいます。

私の場合は開始から1カ月ほどでかかりました。ふと小説を書いていると、ふっと体の奥に重みが出てくるのを感じました。これが始まりとなってうつ病が現れました。

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拘禁反応を起こして囚人のような行動にでる

防衛が成功してから1ヶ月くらいで拘禁反応が出ます。

これは狭いところに一人で閉じ込められた時に出るもので、刑務所の囚人に対して使われる用語です。凶暴になったり、抑うつ的になったりして性格が変わります。

正確に言えば、反応の一つ一つが変わってきます。

ひきこもりは身を守るために、もしくは社会的な軋轢や病気のために、望まずしてひきこもりになりました。本人が望んでいるように見えても、そうではありません。

そのため、刑務所に閉じ込められている囚人と同じ反応を見せるのです。

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自分を防衛するためにひきこもりの環境作りを始める

防衛。これは安全欲求の最初の段階ですね。

自分の身体を守ったり、自分の精神を守ったり、自分のプライバシーを守ったりするためにひきこもるための環境作りをはじめます。蟻の巣作りのようなものです。

ただ、これは大抵の場合、失敗します。

親や社会の抵抗があるからです。

そして、失敗しすぎるとこの防衛の段階で長くとどまってしまい、『問題行動』となる行動が目立つようになってしまいます。

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ひきこもりになる10段階のプロセス

ひきこもりにはその状態のプロセスがあると考えています。

これはひきこもり状態であった私を今の状態から見て、客観的に分析したもので、かなりの確信を得ています。

【防衛】→【拘禁反応】→【うつ】→【悲観】→【妄想的希望の願望】→【逃避】→【逃避依存】→【現実直視】→【不安】→【社会活動への参加】

以上の10段階のプロセスです。

完全に『ひきこもり』と断定できる人にはこのプロセスに沿って流れていきます。

しかし、そのプロセスのどの部分が長いか短いかなどは人それぞれ違います。

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社会に適合出来るひきこもりと出来ないひきこもり

私がひきこもっている時は、後から振り返ってみると苦痛しかありませんでした。

ひきこもっている人が何を考え、何を思ってひきこもっているのか、一般の人には気になることだと思います。

だけど大げさなことを考えているわけではありません。不安や絶望に飲まれていてそれどころではないというのが、ほとんどではないでしょうか。

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